異臭 2009/02/03_Tue_23:47

　すでに報道されているとおり、私の通う島根大学で、硫化水素の発生に伴う、異臭騒ぎが発生した。詳細は、報道等に譲るが、私は、あの廃液処理施設がかねてから気になっていた。だってさ、たまに「みしまや」の駐車場を通って大学に行くんだけど、廃液の回収日には施設の扉があいてて、ふつーに臭いんだもん。今回は、「ゴホゴホと泡が発生して」なんて言ってるけど、こんなんで大丈夫なのであろうか。

そんななか、昼食を買うために、コンビニに行くことに全力を注いでいたわけである。
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もう少し詳しく解説しよう…
①「３号館の人はただちに外に出てください」という、緊張感のあるようなないような放送が流れた。
この時点で、「３号館ってどこの３号館？」という疑問が発生。集中講義中だったF井先生と「教育学部には関係ない」という認識で一致。先生は、講義を続行。私は、コンビニに出かける。

②教育学部棟の１階に、先生方や事務スタッフが集結していたが、こちらも結局「関係ない」という結論に達し、散会。私は、コンビニへの足を早める。

③正門に人だかりができている。総合理工学部棟３号館から避難してきた人たちであろう。その人ごみを突破し、コンビニに到達。昼食をgetし、人だかりを「すいません、通してください」と言いつつ突破し、教育学部棟へ向かう。大学の前の道路は全面通行止め！　この時点で、大変なことになりつつあることと、硫黄の臭いを感じながら、帰路を急ぐ。

④研究室に戻り、さっきの放送が気になって「３号館ってどこの３号館？　はっきり放送しないとわからないじゃん」と思い、大学の総務課や、施設課に電話するも、応答がない。そして、昼食を食べようとした瞬間にサイレンが鳴り、「全学の皆さん、避難してください」だと。みすみす昼食を研究室に残し、避難。

⑤3時間近く避難。あぁ、私の昼食が研究室に3時間放置される結果となってしまった。



とまぁ、こういう流れである。
しかし、私は、大学のリスクマネージメントの甘さを、声を大にして指摘したい。

①重ね重ねだが、３号館とはどの３号館か？　教育学部棟や、他の学部の建物にいて、大学の構成員が「自分たちには関係ない」と認識してしまうと、いざ本当に危険になっても、その情報を信用しなくなってしまう可能性があろう。それを防ぐために、いくら緊急放送とはいえ、もう少し詳細にアナウンスすべきである。

②報道で知ったのだが、学生センターから学生に、メールで今回の緊急事態の詳細が配信されたらしい。私には来ていないし、受け取っていないという学生も幾人か聞いた。そんなことでよいのか！？

以上が、今回の事故に際して思ったことである。

それにしても、死者が出なくてよかったといえよう。大学には、適切な対応を願うものである。