読解 2007/11/02_Fri_00:03

　最近、どうも「日本語を理解できていない人」や「マナー」という言葉を知らないのでないか思われる人が多い気がする。

　　①電車の中で携帯電話を片手に周囲を気にせず大声で話す人。
　　②同じく電車の中で携帯電話をマナーモードにせず着信音を鳴らしまくる人。
　　③駅の喫煙コーナーなどいざ知らず、ホームのど真ん中でタバコを吸う人。
　　④駅から出るなり自転車に乗り、タバコを吸う人。
　　⑤電車のドアの入り口に陣取り、客が乗り降りするに際し、身動きひとつとらない人。

　以上五種類が、私がいま最も気になっている(悪い意味で)人である。

　　【解説】
　　　①＆②　電車の中で何度も放送が流れるし、優先座席付近には張り紙までしてある。加えて、世論の高まりもあり、周囲の客の冷たい視線すら感じていない。日本語のみならず、マナーや他人の感情にまで鈍感なようだ。
　　　③＆④　頼む。私を殺さないで欲しい。自分の不摂生で死ぬのは仕方ないが、他人のタバコの煙で健康を害するなど、不本意も甚だしい。特に悪質なのは、自転車に乗りながらタバコを吸うパターン。殺人煙を撒き散らしながら疾走する姿はさながら…いや、やめておこう。ぜひとも、周囲に人がいないことを確認していただきたい。
　　　⑤　こいつらは何だ？　石か？　おそらく、自分が一番に電車から降りたいのであろう。そんなに急いでいるなら、あと5分早く起きて一本前の電車に乗ればよい。その程度考えが浮かばないのか？　とにかく邪魔だ。

　マナーというものは、守っていない人自身が被害(いやな目に)に遭わない限り、守れないものなのだろう。もちろん、そんな目に遭わずともきちんと守っている人が大半だ。それが当たり前。マナーを守ることが、どんな言葉やプレゼントよりも、簡単で基本的な他人への思いやりである。


　明日は、私が大好きなもっとも注目している女優さんが、生放送に2つも出演するらしい。楽しみ